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館長からのメッセージ

素直な心の十カ条(松下幸之助)
2011年5月

 4月は、企業の新入社員の方々がたくさん来館されました。松下幸之助の物の見方・考え方や成功のヒントは、社会人としてスタートされる若い人たちにとって、これから大いに役立つことと思います。

 特に、松下幸之助が提唱していた「素直な心」については、みなさんメモを取るなど熱心に映像を視聴したり講義に聴き入ったりしておられました。

ここに改めて「素直な心の十カ条」をご紹介しておきましょう。

1.私心にとらわれない
2.耳を傾ける
3.寛容
4.実相が見える
5.道理を知る
6.すべてに学ぶ心
7.融通無碍
8.平常心
9.価値を知る
10.広い愛の心

 松下幸之助は、私たちが平和を望みながら戦争をしたり、幸福になろうとして逆に不幸せになったり、豊かさを求めながら貧困に陥ったりと、願いが必ずしも現実のものになっていないのはなぜかと考えました。

 そして思い至ったのは、自ら願っていることを実現させるにふさわしい物の考え方や態度、行動になっていないところに大きな原因があるのであって、それを実現するにふさわしい考え方、態度、行動をあらわす根底にあるものが素直な心ではないかということでした。

 そこで、「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします」と提唱をするようになったのです。

 ここにあげた「素直な心の十カ条」は、老若男女・職業・地位を問わずすべての人が実践すればより良い社会、お互いの幸せに一歩でも近づくことができる一つの指針です。毎日の暮らしや仕事に、今一度「素直な心」の大切さに心を馳せてその実践を心がけたいものです。

展示室「人生の行き方・考え方/働くということ」コーナー展示室「人生の行き方・考え方/働くということ」コーナー(写真左)
「素直」は松下幸之助の揮毫

皆様のご来館をお待ちしております。

公益財団法人 松下社会科学振興財団
松下資料館 館長 遠藤紀夫

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