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館長からのメッセージ

笑顔の素敵な人になりたい
2018年3月

 私は、さわやかな笑顔の人が大好きです。笑顔の素敵な人と接していると、何かこちらまで心温かい気持ちにさせられ、元気が出てくるからです。
 例えば、リッツ・カールトン・元日本支社長の高野登さんとお会いすると、笑顔に誘われてつい気持ちよく話をさせられてしまいます。また、笑顔ykアカデミー会長の木村恭子さんは、笑顔を通して人生を楽しく生きる普及活動をされておられ、私もつい笑顔になってしまうほどの大変な笑顔パワーのある方です。まだまだたくさんの笑顔の素敵な友人がいますが、みなさん周りの人の笑顔まで引き出して元気にさせてくれます。

 松下資料館設立に尽力をしていただいた松下むめのさん(松下幸之助の奥さん)も、笑顔の素晴らしい方だったようです。
 松下資料館の初代館長(当時は支配人)であった高橋誠之助氏は、20年以上にわたり松下家の執事をされてきた人でした。2011年に、松下むめのさんの魅力を知ってもらいたいという思いもあり、「神様の女房」(ダイヤモンド社)という本を出版しました。これが原作となり、NHKの「神様の女房」という大好評を博したテレビ番組も放映されました。この本のエピローグに、次のようなことを高橋氏が記しています。

 「思い起こせば、むめのさんは私によく話しかけて下さいました。子どもの頃の話から、創業期の話、戦争中や晩年の話まで。笑顔で話す、むめのさんの優しい顔を思い浮かべていると、次々に彼女の話が思い出されてきました。そんな貴重な話をつむぎ、一部はフィクションとして描かせていただいて、生まれたのが、本書です。」

 むめのさんは、大変な苦労を幸之助さんとともに経験してきたにもかかわらず、陽気に明るく人と接していたそうです。その笑顔に魅せられて、従業員をはじめたくさんのむめのファンがいたということです。
 笑顔は、周りの人の心を癒したり、元気にしてくれたりします。松下幸之助も、「笑顔は仕事の潤滑油」と言っていました。ですから、私は笑顔の素敵な人間になれればいいなと思っています。でも、同じ笑顔でも、次のような笑い方をする人は苦手です。周りの人を嫌な思いにさせてしまいますからね。

・相手を見くだした笑い
・自虐的な笑い
・心にもない愛想笑い
・あわれむような笑い

 みんなが素敵な笑顔になれるような社会をつくっていきたいものですね。

松下幸之助の仕事哲学展示室「人生の行き方・考え方/働くということ」コーナー
松下幸之助の仕事哲学をご紹介しています

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公益財団法人 松下社会科学振興財団
松下資料館 館長 遠藤紀夫

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