財団概要
設立の趣旨
財団法人松下社会科学振興財団は、1992(平成4)年、松下資料館の運営を通して、経営に関する理念や実践事例、更にはそれらの基礎をなす社会科学各分野の諸資料の収集、調査研究、その展示公開等を行うことにより、京都産業の振興に寄与する事を目的に創設されました。2010(平成22)年9月22日、過去18年間の活動実績と公益目的事業内容が評価され、京都府より公益財団法人への移行が認定されました。
ごあいさつ
「松下資料館」は、パナソニックグループの創業者でありPHP研究所の創設者でもある松下幸之助の生誕100年にあたる1994(平成6)年、当公益財団法人の活動の一環として開設されました。
かねてご高承の通り、松下幸之助は明治、大正、昭和、平成の4代を生き、70年以上の永きにわたり文字通り事業経営に全身全霊を打ち込んできました。
その歩んできた道や重ねてきた思索、考え方の一端を皆さまにご紹介し、あわせてこれからの経営のあり方を、広く衆知を集めて研究する拠点にしたい。
そうすればそれは、歴史的な転換期にある日本と世界の今後の発展、繁栄にいささかなりとも意義あることではないか、またそれはPHP(繁栄・平和・幸福)の実現を念願していた故人の遺志にもそうことではないか、と考えた次第でございます。
皆さまのご支援、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
目的・事業内容
この法人は、松下資料館の管理運営を行い、経営に関する理念や実践事例、更にはそれらの基礎をなす社会科学各分野の諸資料の収集、調査研究、その展示公開等を行うことにより、京都産業の振興に寄与することを目的としています。 上記の目的を達成するため、次の事業を行います。
- 1 松下資料館の運営、維持管理。
-
2
経営に関する理念や実践事例、
更にはそれらの基礎をなす社会科学各分野の諸資料の収集、
調査研究及びその展示公開。 -
3
経営に関する研修会、
講演会等の開催。 - 4 経営に関する諸研究への助成。
-
5
その他目的を
達成するに必要な事業。