2月8日(水)松下資料館 第7回講演会を開催いたしました。
講師には、ミスター外交と称された元外務事務次官で、現在、立命館大学 特別招聘教授の薮中三十二様(やぶなか みとじ)をお迎えし、「グローバル人材育成~世界とロジックで対抗する」と題した講演をしていただきました。
ご参加者からは、次のような感想が寄せられましたので、一部ご紹介をいたします。
- トランプ大統領就任直後のアメリカ合衆国の状況について、冷静に見る必要を説かれたのが印象に残りました。マスコミの報道だけを判断の拠り所にすると偏った見方になる恐れがあることを改めて実感した。
- 外交に永きに渡り従事された方の世界の見方を学べました。情報力と多面的に分析する能力、そしてそれを論理的に組み立てる構想力に、圧倒されました。
- 豊富なご経験と今日的な話題を交えたご講演であり、非常に刺激的で興味深かった。
- 広範囲で深く裏事情も含め興味深い話が実に面白かった。トランプ政権誕生後の「日本は何をすべきか」を本当に考えよと迫られた感じがした。
- とても高度なお話が聞けたので良かった。世界の中の日本として今後、自国の方針をlogic with hospitalityで交渉していく大切さを学んだと思う。
- 現場経験を含めて話をして頂き非常に面白かったです。
- さすがに外交の舞台に立っていたお立場であっただけに説得力のある世界の実情でした。改めて国際社会における立ち位置について考えるきっかけになりました。
- 今後日本が進んでゆくべき方向性について、米中関係をからめてのお話は、非常に勉強になりました。
- 大切なのは文法的に正しい英語力ではなく、論理的に伝える力だということに感銘を受けました。そういう意味においても日本人として国語力、修身、歴史認識など、学生のうちに身につけておく必要性があると感じました。
また、他にも多くの方々から有意義な講演会であったとのお喜びの声を頂戴し、盛況裏に終了いたしました。 |
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