松下資料館とは

館長からの
メッセージ

21世紀はアジアの時代

年始から、京都では中国、台湾、韓国、その他アジアからの旅行者を見かける機会が多くなりました。そんな旅行者の中に、松下資料館の講話を希望される方もいます。
「社員稼業」「衆知を集める」など、松下幸之助の言葉のニュアンスを伝えることは簡単ではありません。通訳の方が悩んでしまうこともあります。そして、松下幸之助の哲学を知るために外すことのできない「素直な心」も伝えるのが難しい言葉の一つでした。
ところが、通訳の方から、最近、「素直な心」をそのニュアンスのまま理解できる若い外国人経営者が増えているとお聞きしました。
そういえば、松下幸之助は「21世紀はアジアの時代」と話していました。
外国人への講話は、簡単ではありませんが、松下資料館に溢れている松下幸之助の言葉を少しでも多く、アジアの各国に持って帰っていただけるよう頑張りたいと思います。

展示コーナー
「人生の行き方・考え方/働くということ」

みなさまのご来館をお待ちしております。

公益財団法人 松下社会科学振興財団
松下資料館 館長 後藤淳一