松下資料館とは

館長からの
メッセージ

感動のエピソード集

有料になりますが、5人以上の来館者の方々には講話をさせていただいております。講話では、松下幸之助が語ったことと、松下幸之助から直接に指導を受けた部下の方々のエピソードを組み合わせて、一つの感動ストーリーとしてご紹介しております。

実は1983年入社のわたしにとって、松下幸之助は100人が入るほどの大きな部屋で遠くから話を聞く人でした。そんなわたしが講話できるのは、松下幸之助の映像や著作が多数残されていることと、部下の方々が自ら多くの方々を前にして話された記録や、ご本人が執筆された原稿があるからです。

幸之助と自分のやりとりを記録した部下の方々には、それが多くの後進の役に立つはずという確信があったのではないかと思います。

今年の3月に長らく品切れが続いていた部下の方々の感動のエピソード集が判型も変わって新しい本として発刊されました。わたし自身、久しぶりに読んで多くの気づきがありました。
139のエピソードの中に、皆さんの活動のヒントがあるかも知れません。
蔵書の一つに加えていただければ嬉しいです。

『松下幸之助 感動のエピソード集』
(PHP研究所刊)

みなさまのご来館をお待ちしております。

公益財団法人 松下社会科学振興財団
松下資料館 館長 後藤淳一