松下資料館とは

館長からの
メッセージ

「熱意は磁石」と「融通無碍」

映像ブースに、松下幸之助が語る「初商売の思い出」と、幹部が語る「5パーセントは難しいが、30パーセントはやさしい」の2本を追加しました。
2つとも松下資料館で行なう講話の中でよく引用する内容です。そんなこともあって、是非、映像ブースに追加したかったものです。ご本人たちの肉声からは緊迫した臨場感が伝わってきます。

「初商売の思い出」は、松下幸之助が丁稚時代に自転車を売ったお話です。熱意をもって一生懸命にセールスしたことで予想を超えた驚きの成果が生まれます。熱意によって人が動くさまを松下幸之助は「熱意は磁石」という特別の言葉で表しました。この幼き日の体験が、その後の商売に強く影響したことを察せられる内容です。
「5パーセントは難しいが、30パーセントはやさしい」は、困難と思われたコストダウンの話です。松下幸之助は現場の重苦しい空気を「融通無碍」の発想で一転させ、難局をチャンスに変えてしまいます。部下たちの心境が刻々と変わっていく状況が語られています。
松下資料館に来られたら、是非この2本の新しい映像をチェックしてください。

毎年、少しずつ映像を追加していく予定です。楽しみにお待ちください。

解説用フリップ

みなさまのご来館をお待ちしております。

公益財団法人 松下社会科学振興財団
松下資料館 館長 後藤淳一