松下資料館とは

館長からの
メッセージ

必ず成功すると考えること

わたしが仕事で一番悩んだのは40歳になった頃でした。10年在籍した雑誌の編集部から児童書出版部への異動。未知の職場で、いきなり責任者になりました。何をやっても上手くいきません。部門の成績も上がりません。何が原因だろうと辺りを見回していました。不振の原因を自分以外のところに求めていたのです。
そんなある日、隣のデスクの山積みの書籍の中に松下幸之助の『実践経営哲学』を見つけました。何気なく手に取って読み始めた、この本が多くのことを教えてくれました。

「必ず成功すると考えること」
やはり日頃から、失敗の原因はわれにありという考えに徹して、みずからの経営をきびしく吟味しつつ、なすべきことをなしていくことが大切である。そういうことをしている企業は、戦争とか大きな天変地異でもないかぎり、どんな情況にあっても隆々と発展して、その使命、社会的責任を果たしていくであろう。

                                    『実践経営哲学』より抜粋

「必ず成功すると考えること」、ガツンと心に響きました。そんなことを考えたことがなかったのです。必ず成功する、成功させてみせるという強い気概がなくして物事は進まないことを気づかせてくれました。

『実践経営哲学』誌面

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松下資料館 館長 後藤淳一